バイクを駐車する際、地面が土、砂利などの不整地だとサイドスタンドが刺さってしまい、バイクが不安定な姿勢になるので躊躇することがあります。
これまでは、対策としてプラスチック製の板状の商品を携行していたのですが、置くときに手間がかかって面倒でした。
そこでCBR650Rでは、「サイドスタンドエンド」を取り付けてみました。結果、小さなストレスが一つ解消されましたので、オススメです。
■Dimotiv(ディモーティヴ)
CBR650R用のサイドスタンドエンドは、純正では用意されていません。取り合えずネットで検索してみたところ、CBR650Rに対応すると言う商品が幾つも見つかりましたが、知らないメーカーの物がほとんどで、品質が少し心配に・・・。
そんな中、CBR650R用には対応していませんが見覚えのあるメーカーがありました。ディモーティヴです。
ディモーティヴは台湾のパーツメーカーで、以前ヤマハ車に乗っている時に、純正オプションパーツに採用されていました。ここなら信用できそうと思い、サイドスタンドエンドの対応車種を調べてみると、CBR650Rの前モデル・CBR650Fに対応していることが分かりました。
○ディモーティヴジャパン サイドスタンドエンド
http://734f8b7aa6be04a.lolipop.jp/dimotiv/html/sse/DI-SSE-HO-02.html
ホンダドリームに問い合わせたところ、CBR650RとCBR650Fのサイドスタンドは同じ部品を使用しているとのこと。つまりCBR650Rにも取り付けは可能と言うことになるので、ホンダドリームに取り寄せと取り付けを依頼しました。
■取り付け完了!
ホンダドリームからパーツが届いたと連絡があり、早速出向いて取り付けてもらいました。取り付けと言ってもネジで止めるだけなのですが、メンテナンス用のバイクスタンドを持っていない自分にはちょっと無理なので・・・。
例えサイドスタンドの部品が共通でも、CBR650RとCBR650Fでは取り付け位置や角度に微妙な違いがあると思います。そのため、きちんと接地せず微妙に浮いたりしないか少し心配でした。でも特に問題はありませんでしたし、パーツの質感も高くて好印象です。
取り付け後、走りに出かけましたが、大抵の場所で地面を気にせず駐車できるようになりました。
サイドスタンドエンドの厚みは1cm弱あるので、駐車時の車体の傾きがこれまでよりも少し起き気味になりますが、自分としては大丈夫だと感じる範囲です。
材質はアルミ合金とされ、塗装も良く、全体的にしっかりした作りのパーツという印象です。接地面には排水用の溝もあります。
ただ、走行中に路面からの振動に反応して時々カチャカチャと音が鳴ります。ホンダドリームに相談したところ、ネジを締めてもパーツ同士の間に隙間が残るとのことで、この辺りは数多くの車種に対応するパーツだけに仕方ないですね。今回はゴム板を挟んで隙間を埋めることで、解消してくれました。有難いです。
取り付け前と後の姿を比較すると、小さなパーツとは言え取り付け後はスマートさが若干落ちた気がします。しかしバッグも装着しているので今更ですし、メリットの方が大きく感じるため、取り付けて良かったと思いました。
※2022年3月16日追記
2022年2月にリニューアルされたディモーティヴジャパンの公式HPを確認すると、このサイドスタンドエンド(DI-SSE-HO-02)の適合車種に、CBR650RとCB650Rも追加されていました。