ゆっきいDAYS

関西各地へのツーリングやバイクのことなどを書いていきます

万葉時代からの景観 眺めの良い道の駅(和歌山県 かつらぎ町)

和歌山県北部を流れる紀の川周辺は楽しい道が多く、時々ツーリングに行きます。道の駅もいくつかあって休憩に便利ですが、その中でも見晴らしが良くて好きなのが紀の川沿いにある「紀の川万葉の里」です。先日もツーリング中に寄ってきました。

 

■アクセス

かつらぎ町を東西に走る国道24号沿いにあります。奈良方面からは京奈和道かつらぎ西ICが最寄り。大阪方面からは国道480号が便利です。和歌山市方面からは国道24号と京奈和道どちらでもOKですね。

 

かつらぎ町役場 道の駅「紀の川万葉の里」紹介ページ

www.town.katsuragi.wakayama.jp

 

■川に面した道の駅

国道24号でかつらぎ町内に入るとおなじみの道の駅の案内板が現れ、すぐに分かると思います。

写真奥が和歌山市方面です

天気の良い日でした

バイク用の駐輪スペースは川に近い位置にあります。スペースはそれほど広くないので、タイミングによっては満車のことも。自分もこの日は空くのを少し待ちました。

土手の向こうが川です

土手を上ると景色が開けます

いい眺めです 左が上流

皆のんびり楽しんでいました

右奥が下流 テントやタープがたくさん

土手側から見た駐車場 混んでいました。

ここに来ると見晴らしが良いので、眺めていると気分がリフレッシュでき疲れも和らぐ気がします。この日は川辺に人が多かったのですが、最近は暑い日が続いていますから減っていると思います。

さて、この道の駅の名称「紀の川万葉の里」ですが、「万葉」と聞くと自分は奈良のほうを連想します。なぜ和歌山県かつらぎ町で「万葉」なのか、パネルで説明されています。

休憩スペースに掲げられています

説明文に加え自分で少し調べたところによると、古代、この地域には五畿七道の一つ・南海道が通っていて、都から、あるいは都へと、多くの人が歩いたそうです。特にこの辺りは土手から見えたように眺めが良いため、和歌など多くの歌が詠まれ、万葉集にも15首が収められているそうです。それにちなんで「万葉の里」と名付けられたとのこと。確かに紀の川と山々の景観は雄大ですし、畿内の南限とされた地まで来て感じることも様々あったでしょうから、良い歌が詠まれたのかもですね。

 

■柿の葉寿司

売店で特産品や旬の農産物を見た後、昼食時だったのでレストランに入りました。

まほろば」 まだ新しい建物

メニューに載っている品数は多いのですが、見立つのは「柿の葉寿司付」の文字。特に麺類はすべての品で、柿の葉寿司を付けるかどうか選べるようになっています。柿の葉寿司は、吉野川奈良県)から紀の川和歌山県)にかけての流域の郷土料理。柿の葉寿司は大好物なので付けることにして、この日のメインはラーメンにしました。

柿の葉寿司は3個付いてます

ラーメンは醤油味。柿の葉寿司の酢の味と意外に合い、美味しくいただきました。和歌山市内で食べる「和歌山ラーメンと早寿司」の組み合わせに似ている感じですね。

レストランのカウンター席で、窓越しに山並みを眺めながら完食。休憩と食事をしっかりとって、ツーリング再開となりました。