新緑が美しく風も爽やかな季節となり、バイク乗りには嬉しい時期を迎えていますね。今回は、冬のあいだに地図で見つけた巨大な「けやき」の木を見に行きました。
■アクセス
この木は「野間の大けやき」と言って、大阪府能勢町を走る国道477号線の野間稲地交差点から西へすぐの所にあります。
けやきのある敷地は公園のように整備されていて、駐車場とバイク用駐輪エリアもありました。
■「野間の大けやき」
到着すると、意外にたくさんの人が訪れていました。バイクの駐輪スペースも満杯で空くまで少し待ちましたが、出入りが多いのでそれほど時間はかかりませんでした。
それにしても大きい・・・。柵で囲まれているので近くまでは寄れないのですが、街なかの並木道に植えられているようなけやきと比べると、何倍もの大きさです。
説明によると、この木はここにあった神社のご神木で、推定樹齢は1000年以上。大きさは高さ30m、幹周り14m、枝張り南北38m・東西42m。国の天然記念物に指定されているとのことです。神社は近くの別の神社に合祀されており、それ以降は地域住民の方々が中心となって保全活動が行われているとのことです。
植物なので季節や樹齢によって大きさが多少変化すると思いますが、とても大きく立派な姿で、そばで見ていると有難みを感じます。
■資料館
奥に建物があったので、行ってみました。
行ってみると、この建物は「能勢町けやき資料館」でした。
中では「野間の大けやき」に関する資料が展示されていて、お土産・飲み物等の販売もありました。一本のけやきのために資料館が作られるほど、地域の人も自治体も「野間の大けやき」を大切にしているのですね。
資料館は入館無料です。詳細はこちらをご覧ください。
○けやき資料館 公式HP
この資料館の横にもベンチがあり、皆けやきを見ながらのんびりしていました。ツーリングやドライブ途中の、ちょうど良い休憩スポットになっているようです。巨大なけやきの木を見て、自分もエネルギーをもらえた気がしました。